株式会社一榮食品
( 福岡県朝倉市中原85の1 九州工場 )
老朽化した空調更新による作業環境の改善と、管理工数の削減を実現。遠隔監視により空調停止リスクの削減も期待。
1. 会社概要
まずは一榮食品様の会社概要を教えてください。
焼帆立貝や焼こあじなどのおつまみ関係の商品をメインとしており、どら焼きなどの商品も取り扱っています。インバウンド拡大に伴い、国内市場におけるインバウンド市場向けの商品をメインとして事業を行っていましたが、直近、新型コロナウイルスの影響によりインバウンド市場が停滞する中、海外市場にターゲットを変えながら事業を進めております。
2. 空調更新のきっかけ
今回、空調更新のきっかけを教えてください。
建屋が建ってから20年程度経過する中、空調については壊れてから都度修理をするような形で使用してきました。古い機械なこともあり、故障が発生しても基盤がない等の問題も発生していました。そんな中、ある日落雷を理由に、スタッフの方々が休憩するスペースの空調が故障してしまいました。故障した空調を直そうとしましたが、部品が手配できない等の理由から、故障から復旧まで約2週間程度かかってしまい、その間スタッフの方々には、暑い中過ごしていただかなければならないという状況が発生したことがあります。
一般的に15年前後くらいで空調更新をご検討されることが多く、20年程度経過しているとなると故障も多かったのではと思います。落雷による空調停止というきっかけ以前に、過去にも空調更新のご計画はございましたでしょうか?
故障が発生し部品がなくなったものから、メーカーの縛り等なく、都度更新するような形をとっていました。結果、管理が複雑になるなどの課題も発生していたのが実態です。よって、今回はR22の冷媒を使用している古い機械を更新することにしました。
都度、更新するような形を取られていた理由などはございますでしょうか?
空調設備は、直接的にお金を生み出すような設備ではないため、どうしても生産設備が優先されていたというのが大きな理由になります。
3. エアアズアサービスを選んだ理由
今回、空調更新にあたり、弊社をお選びいただけたポイントを教えてください。
更新のきっかけでもあった、落雷による長期間の空調停止が発生したタイミングで、ちょうどエアアズアサービスを知る機会があり、以下の理由から今回エアアズアサービスでの更新を決めました。
1.遠隔監視を通じた「止まらない空調」の実現
遠隔で故障を検知することによって、突如空調が止まってしまうリスクを減らすことができる点は、一番メリットだと感じました。突然空調が止まってしまうことで、スタッフの方々の作業環境が悪化してしまうリスクを考え、遠隔監視を通じた「止まらない空調」が実現できる安心感は、非常に魅力的でした。
2.管理工数の削減
5つの工場をまとめて管理しているため、毎月どこかしら故障が発生していました。故障が起きてから都度電話をして修理をするのではなく、遠隔監視や迅速な修理体制を通じ、管理の手間を減らせることも決め手の1つでした。
空調にかかわらず、九州支社の設備関連は私を通じて対応していましたので、少しでも手間を削減したいという思いはありました。
3.初期投資なしで作業環境の改善
廊下部分や更衣室等、空調が導入されていないところもいくつかあり、また直近では休憩室も長期間空調が止まってしまい、非常に暑い環境の中で、スタッフの方々には働いていただいていたのが実情でした。直接お金を生まない空調設備への投資優先度がどうしても低くなってしまっていたのですが、スタッフの方々のご意見を聞きながら、会社として作業環境をより良いものにしていこうと改めて考えておりました。スタッフの方々からは、作業環境の暑さが最も声として挙がっていたため、空調更新を優先施策として検討していました。
そんな中、社内で説明していく上でも、初期投資がなく作業環境の改善に取り組める点は決め手の1つだったと感じています。
工事が完了しましたが、スタッフの方々からのご反応はいかがでしょうか。
暑さが改善されたことに対する喜びの声が届いております。壊れた空調はもちろん、空調が設置されていない部分への新規導入も含めて、ご対応いただけたので、作業環境の改善は実現できたと思っています。工事についても、頻繁にご連絡頂きながら、丁寧に進めて頂きましたので、大きなトラブルなく順調に進めて頂けました。